1CHIBONホーム小説勇気を貰える一冊。人生で1番良かった本「図南の翼」を紹介!
20歳女子学生と38歳主婦の人生で1番良かった本

勇気を貰える一冊。人生で1番良かった本「図南の翼」を紹介!

この本が人生で1番良かった理由
20歳 女性
学生

十二国記シリーズは全て素晴らしいのですが、とりわけ図南の翼は勇気を貰える1冊です。

周りからどんなに「あの子では無理だ」と言われてもまっすぐ前を向いて歩く珠昌が本当に尊敬できます。苦難にも打ち克つ力を持つパワフルな少女に元気づけられます。
38歳 女性
主婦

私が高校生の時に読んだ本ですが、その後の人生の指針の一つとなってくれた本です。

「文句を言うならやること全部やってから言え」
こう言ってしまえば乱暴ですし、反発する方も出そうですがwわずか十二才の女の子が、人生を賭けて死地に挑むストーリーは本当に胸にきます。
「人は一人では生きられない」「人の上に立つということとは」など、他にもテーマはありますが、とにかく「口で言うなら簡単。まず自分がやって、それから文句言え」という考えを、高校生の頃に知れて良かった。そうでなければ、私は随分と傲慢で世間知らずのまま世に出ていたと思います。
長々と書きましたが、ストーリー自体は痛快で読みやすく、ラストも胸が熱くなる楽しい本なのでおすすめです!
こんな人におすすめ
クリエイター
人生迷っている人
学生
悩みが絶えない人

図南の翼 (となんのつばさ) 十二国記 6の内容

この国の王になるのは、あたし!
恭国(きようこく)は先王が斃(たお)れて27年、王不在のまま治安は乱れ、妖魔までも徘徊(はいかい)していた。
首都連檣(れんしよう)に住む少女珠晶(しゆしよう)は豪商の父のもと、なに不自由ない暮らしと教育を与えられ、闊達な娘に育つ。
だが、混迷深まる国を憂えた珠晶はついに決断する。
「大人が行かないのなら、あたしが蓬山(ほうざん)を目指す」と──12歳の少女は、神獣麒麟(きりん)によって、王として選ばれるのか。

(Amazonより)

著者:小野 不由美
出版社:新潮社

 

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