この本が人生で1番良かった理由
砂糖菓子が壊れるときのあらすじ
人並みはずれて美しく豊かな肉体に、無垢で傷つきやすい精神を秘めた砂糖菓子のような女千坂京子。
孤独を恐れ、保護者を求めてさ迷う京子は、思いもかけぬ大スターへの道が開きかけたとき、電話の受話器を握りしめたまま冷たく横たわっていた-
謎の自殺を遂げたマリリン・モンローをモデルに、作者自らの人生に対する深い懐疑と不安とを結晶させた、愛らしく、哀しい女の悲劇。
(新潮文庫より)
著者:曽野 綾子
出版社:新潮社