1CHIBONホーム絵本小さな子に読み伝えて欲しい『こんとあき』の感想とあらすじ
36歳女性主婦の人生で1番良かった本

小さな子に読み伝えて欲しい『こんとあき』の感想とあらすじ

この本が人生で1番良かった理由
36歳 女性
主婦

ぬいぐるみに命があることが当たり前のように受け入れられているところ。
こんにとってあきは大事な妹で自分がしっかりしないと!と頑張っている姿にも心打たれます。
2人にとっておばあちゃんの家に行くと言う大冒険は自分も幼い頃に妹と一緒に慣れないバスに乗って祖母の家に行ったことを思い出すのですが、妹に座っていれば着くからね大丈夫と言いながらとても緊張していたのですが、こんの姿にその時の緊張感を重ねてしまいます。
こんが尻尾を扉に挟まれて席に戻ってこない、野良犬に連れていかれて埋められてしまった、そんな時にあきがここまで頑張って連れてきてくれたこんを思うようにおばあちゃんの家に行く姿も泣いてしまいます。おばあちゃんの家で尻尾を直してもらえて読者も安心するのですが、幼い頃に大事にしていたぬいぐるみがある人は大好きな絵本だと思います。
そして今、ぬいぐるみを大事にしている小さな子にも読み伝えて欲しい絵本です。

こんな人におすすめ
子ども

こんとあきの内容・あらすじ

こんは、あきのおばあちゃんが作ったキツネのぬいぐるみです。あきが成長するにつれ、こんは古びて、腕がほころびてしましました。あきはこんを治してもらうため、こんと一緒におばあちゃんの家にでかけます。あきは、電車でこんとはぐれたり、犬に連れさられたこんを探したりと、何度も大変なめにあいます。こんとあきは無事におばあちゃんの家にたどりつくことができるのでしょうか?互いがかけがえのない存在であるこんとあきの冒険の物語。

(Amazonより)

著者:林 明子

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